お尻の下部のへこみ(座り跡)を改善する為の座り方とストレッチのご紹介【解説画像付き！】

お尻の下部のへこみは何故できてしまうの？

お尻のへこみの原因は、姿勢不良と坐骨が大きく関わっています。まずは坐骨の位置を上のイラストで確認してみましょう。

皆さんは椅子に座っている時に、上のイラストのようにに姿勢が崩れてはいませんか？

座る姿勢が続くと、どうしても姿勢が崩れてしまいがちです。そうすると骨盤が倒れて、ダイレクトに坐骨に体の体重がかかってしまいます。体重の負担がかかっている箇所は血行不良になり、さらに摩擦が生じ色素沈着による黒ずみやざらつきの原因に！その為、黒ずみも重なり圧迫されていた箇所がへこみとして残ってしまうのです。

坐骨の圧迫を軽減する座り方のご紹介

坐骨の圧迫が少ない座り方は、上のイラストのように骨盤を立て、裏腿全体に体の体重が分散するように意識して座ります。

そんなこと言われても長時間良い姿勢をキープできないよ・・・という方は、筋力不足が原因で、良い姿勢をキープできるぐらいの筋力はしっかり付けてあげましょう！お尻のトレーニングはもちろん、背中、お腹のトレーニングも姿勢不良の改善にはとても必要です。お家で出来るトレーニングだとプランクがとてもおすすめです。

お尻のへこみを改善する為のストレッチのご紹介

へこみを改善する為にはお尻と裏腿のストレッチが必要です。

筋肉本来の柔軟性を取り戻さず、筋肉が硬く縮こまったままトレーニングをしてもなかなか発達することができません。

さらにストレッチの効果で圧迫されていたへこみの血行不良を解消することができます。

お尻のストレッチをしてみよう！

まずはあぐらをかいて座ります。右足と左足の間は少しスペースを開けて、上になった足は平行になるようにセットします。上になっている足のお尻が伸びるので、足を入れ替えて交互に行いましょう。

骨盤を立て、胸を張った姿勢で上体を前に倒していきます。この時に胸と背中が丸まってしまうとお尻の伸び感があまくなるので注意しましょう。

深い呼吸を繰り返し、伸びが馴染んでくるのを感じます。

慣れてきたら手を伸ばし、さらに強度を高めてみましょう。前に倒れすぎてお尻が浮かないように注意します。

今度は角度を付けて体側も伸ばしてみましょう！終わったら、足を入れ替えて反対のお尻も伸ばします。

裏腿のストレッチをしてみよう！

骨盤を立てて、背筋を伸ばして座ります。体が硬い方は膝は伸ばしきらず、少し曲げたままで大丈夫です。つま先を立てると脹ら脛まで伸びを感じることができます。少し強度が高くなるのでつま先を立てるのは慣れてきてからでも大丈夫です。

胸を張ったまま、おへそを前腿に近づけるように上体を倒していきましょう。この時に背中が丸まってしまうと、裏腿の伸び感があまくなるので注意しましょう！

裏腿を上手に伸ばすために、上の写真のように背中と胸が丸まらないようにします。

さいごに

お尻のへこみに悩まれている方は、今回ご紹介した坐骨の圧迫を軽減する座り方とお尻と裏腿のストレッチを是非取り組んでみて下さいね。姿勢不良でお尻が圧迫されていた年月が長いほど、改善には時間を要しますが、諦めずにしっかり継続して行くことがとても大切です。

また、この座り方とストレッチは腰痛の予防にも効果的です。ストレッチは小まめに行うことがとても大切で、ちょっとした時間でもいいので継続してみましょう！